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三上延さんの『同潤会代官山アパートメント』を読みました

三上延さんという方は知らなかったのですが
代官山とアパートという言葉からこの本を手に取っていました。

大正生まれの主人公が関東大震災後に
結婚して住んだ、当時としては近代的な集合住宅。
この住まいを通して子ども・孫・ひ孫まで
それぞれの時代背景とともに物語が続いて行きました。

昭和初期は知らないまでも
私が子供の頃、父に連れられて
父の同僚が住んでいたアパート?マンション?に行った時
自分の住む古い戸建てと違って
おしゃれでかっこよく見えた四角い建物が印象に残っていました。

今、自分が四角い建物の一部に住むようになって、
主人公である八重さんが
夫が自分のために選んでくれた住まいに
閉じ込められているような奇妙な感覚を持ちながらも
長い年月を暮らして、最後を迎える時にも
その場所にこだわったことと
長くつながって行く家族の歴史に感動しました。

これまで、あちこちを転々と移動して来て
根っこを張ることなく、家族もバラバラで
それなのに、
家が欲しい、家族が欲しいと無いものねだりのままで

私は最後を迎える時、どこに行きたいと思うのか?

などと、ひとり夜中に考えながら読んだ一冊なのでした。

そして、ついでに思い出した話。

とある炭鉱で栄えた町に建っている古びたマンション。
そこを通った時、友人が
「ここは昔愛人マンションって呼ばれていた」と言いました。
出来た当時は超高級マンションで、
炭鉱で儲けた主たちが愛人を住まわせていたそうです。
時代の流れとともに町もマンションもさびれてしまいましたが
この町で生まれ育った人たちを思い出すと
その歴史もつながっているのを感じたものでした。



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